■電子の戦闘機だ
空気取り入れ口。
良く見ると機体表面から離れた位置にありますが、
これは機体表面を流れる気流は摩擦などによりキレイな流れとならずに効率が悪いので、
その部分を避けて、安定した気流部に空気取り入れ口を飛び出させてるため。
この辺りはスピットファイアやP-51、そしてMe-109の昔から続く工夫です。
(ただし日本機は除く…)
取り入れ口の前に飛び出してる板はその整流用ですが、
その後ろ、取り入れ口の内部にある板の正体はよくわかりません。
まがりなりにも超音速機なので、おそらく速度にあわせて開口部の空気の流れを
制御するためのものだと思いますが…。
もともと練習機のT-2から発展改造された機体がF-1なんですが、練習機のT-2では
後部座席だった部分には電子機器が入ってます。
X-WINGだったらR2D2とかが入る部分ですな。
機首部のレーダー周り。
黒い先端部の中にはレーダーのアンテナがあり、
その後ろでパネルが外されてる部分にレーダー装置の本体部分があります。
そのレーダーアンテナ部の取り扱い説明書が直接機首部に書き込まれてます。
結構いろんな注意点があるようです。
その横の布切れは、全温度センサー(外気温度計(OAT)のことらしい)のカバーで、
地上駐機中、センサーを傷めないようつけるもの。
当然、出撃前には外されます。
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