■ようやく到着



というわけで、10年ぶりにやって来た(と思ってたんですが、確認したら11年ぶりだった)自衛隊の広報館。
…思った以上に、全く変わってませんね。

ここの展示棟は大きく二つに分かれており、左の円筒状の全天周シアターがある
建物が通常の博物館施設、右にあるカマボコ型のハンガーが機体の展示棟となってます。
効率的な設計です。

ただし英米の空軍博物館とは比べものになりませんし、フランスの航空宇宙博物館とも比較にならず、
さらにソウルの戦争博物館、タイの王立空軍博物館より小規模な施設ですが、
それでも日本国内で航空機を展示してる施設としては、数、質ともにここが最高峰でしょう。

まあ、税金の無駄使いをしてない、という事でもありますから、これはこれでいいんじゃないでしょうか。



こちらが機体展示ハンガー。
手前で固定展示されてるF-86Fはブルーインパルスで使っていた実機です。



展示ハンガーの中はこんな感じ。こちらもほとんど変わってませんでした(笑)。
行くたびに展示が変ってる欧米やタイの博物館に比べると地味ですが、
まあ、その分、一度行けばその後、10年行かなくても問題はないので、ありがたいかも(笑)。

基本的には、航空自衛隊に関係する機体のみですが、手前の2機、
ヴァンパイアやT-28のように、試験的に購入しただけの機体も展示されてます。
あと左上に、いわゆる浜松ゼロ戦が見えてますね。これについては後述。
ちなみに大型の輸送機などは無く、戦闘機もF-104までで、F-4ファントムII の展示はありませぬ。



こちらが博物館棟。
右側の円筒形の建物が全天周シアター(表記はないがIMAXだろう)、
他にも図書室、喫茶室などがこちらに入ってます。



中はこんな感じ。
ただし展示兵器の多くは、模擬弾や模型で、ちょっと寂しい部分もあり。



他にも地味ながら屋外展示も一部あり。


では、さっそく見て行きましょうか。


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