中も微妙に年季が入っていていい感じ。
ちなみに階段の踊り場の壁に貼られてる赤いのは道教のお札。
悪霊は直進しかできない、という妙な信仰が中国にはあるので、
こういった突き当りの場所にお札を貼って、直線部（階段）の行きどまり部分に
悪霊が集まってしまうのを防ぐようです（風水の基本らしい）。
町中のT字路の突き当りにも、この手のお札は見られますね。
ついでに左右の対のお札は、本来は家を守る門神で、
門の左右、あるいは両開きの戸にそれぞれ貼るべきもの。
なんでこんなところに…あるいは脱税用とかの秘密の通路をここに造ったのに、
うっかりいつものノリで、その横に門神を貼っちゃった？
部屋のカギは昔懐かしい、ギザギザ型。
いつ以来だろう、ホテルでこんな鍵使うの…
部屋は意外に広く、最低限の清潔さもあり、意外にいい感じ。
ただし冷蔵庫はどうやっても稼働せず、窓を開けると隣のビルの壁、
さらにエアコンの温度調整は部屋ではできない、という世界ですが、
どうせ朝出たら夜中まで帰ってこない私にはちょうどいいです。
ちなみにバンコクや香港と同じく、台湾でもあらゆる施設で全体的に冷房は強めでした。
その代わり、テレビは普通に液晶の大型だし、
場所を考えれば十分広いし、アメリカの安モーテルよりいいかもしれない。
お風呂もそれなりに広く、最低限（笑）は衛生的。
まあ、料金と立地を考えれば、十分であろう、と判断。
さっさとシャワーを浴びて寝ることにする。
結局、何だかんだでベッドにもぐりこんだのは朝の5時前。
明日は観光初日だから、遅くとも朝の8時半には起きなければなんですけどね、
フフフフフフフ…。
といった感じで、今回の本編はここまで。
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