■予想以上にオシャレな感じだった



中に入るとこんな展示が。
おお、いい感じじゃないですか。ちょっと見て行きましょう。



最初の展示はこんな感じ。
なんだこれ、と思ったら、床にあるのが先の芸術中心で見たのと同じ西門の古い地図で、
そこにあった映画館の解説をパネル付きでやってるのでした。

ついでに、なんともいい雰囲気の建物だなあ、と思う。
ただし柱少なくない?壁だけで支える構造になってない?
室内に柱が無くて構造強度的に大丈夫?
と思うんですが、地震はあまり無いらしいし、
実際、これで何年も営業してるんだから、問題ないのでしょう…多分。



各映画館の在りし日の写真もついてます。
日本統治時代のものが多いので、浅草の古い写真をみてるような錯覚も。



1950年代の西門の風景。
ここらも昭和な東京の風景によく似てます。
ちなみに野雁突撃隊ってのは、ロジャー・ムーアなどが出てた傭兵映画、
ワイルド・ギースの直訳で、野生の雁が人間と戦う映画とかではありませぬ。

当時の洋画のタイトルは日本語訳される事が多かったのですが、
これはカタカナのままで、日本人の関係者も困ったんでしょうね(笑)。



古い映画パンフレットとか。
上の看板の写真だと、字は左から右に書いてるんですが、これはなぜか右から左に書いてます。
一番上は西城さんが事故った話ではなく、ウェストサイド物語、左下はトラトラトラ。
余談ですが、今年は埼玉で黒澤明監督の直筆絵コンテも見たし、
このパンフレットの表紙になってる絵の原画はスミソニアンの航空宇宙博物館で見たしで、
妙にこの映画にかかわる一次資料を見たことが多いですね。

さらに余談ですが真珠湾は中国語で珍珠港でして、なんだか南雲機動部隊テケテケ珍道中、
といった印象のタイトルになってしまってる気がしなくもなくも無く…

ついでに右下は戦争和平ではなく、映画版 戦争と平和の招待券。


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