■鉄砲大展覧会



さて、いよいよ最後の展示になりました。
三階の奥にあるのがこれ。国軍兵器室ですが、実は国軍以外の兵器も多いし(笑)、
兵器ったって銃火器ばかりだったりするんですが、それでもこの施設のメインはここでしょう。
実際、それなり興味深いものもあったりするのです。



展示室はこんな感じ。
狭いし地味だと思うでしょうが、ここは壁一面にずらっと銃器が並び、
さらに中央の空間にも雑然と様々な銃器が並ぶのです。
結構な数がありまして、量だけなら今まで見て来た軍事博物館の中で最多数かもしれません。
(ソウルの戦争記念館も結構すごいのだけど)
ただし、例によって一部は電動エアガンだったりするので要注意(笑)。



ちなみにここの片隅にあるのが、前回のオマケコーナーでも紹介した射的コーナー。
引き金引くとレーザーポインタが発光して、命中するとなんか音がするみたいです。
(やってないので詳細は不明)

で、てっきりオモチャの銃かなんかだろう、と思ってたんですが…妙にリアルな感じが。



なんか収蔵番号とかも書かれており、持ってみるとずっしり重い。
…本物にレーザーポインタを仕込んじゃった?
なんかすごいな。

ちなみに57式歩兵銃と書かれてましたが、これM-14ですね。
アメリカ本国では採用から10年経たずに主力小銃の座から降ろされてしまった
印象の薄い銃というくらいしか知らんのですが、台湾でライセンス生産してたのね…
と思って調べてみたら、なんとアメリカにあった生産ラインを丸ごと買い取って台湾に持ってきて、
少なくとも2010年代に入るまでに100万丁も造ってしまったのだとか。

そんだけあれば、射的用に回してもいいのか。



M-16かと思ったんですが、こちらは台湾国産のT65式K2小銃だそうな。
AR-18をベースに開発されたものらしいですが、詳細は知りません。

こっちも結構重いし、実銃っぽいなあ…

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