■主砲である
前部主砲。砲口につけられた台湾国旗マークのフタがオサレさん。
ただし先にも書いたように、このタイプの5インチ単装砲が
この艦に積まれていた事は一度もありませぬ(笑)。
アメリカ時代と、台湾海軍初期は二連装砲でしたし、1989年にあった改装後は
おそらくOTOメララの76o速射砲を積んでいたように見えます。
ただし、これはこれで貴重なMk.12の5インチ単装砲で、
アメリカ海軍が1934年ごろから使っていたもの。
旧型のフレッチャー級の駆逐艦はこれを使っており、
そこから発展したギアリン級は同じ砲を二連装で搭載してたのでした。
ちなみにこれ、どこから持って来たのか知りませんが、
どうも大戦時の装備のオリジナルらしく、
保存状態も良く、意外な拾い物でした。
ボストンにあったUSSカッシン・ヤングではよく見れなかったですからね。
ちなみに本来ここにあったMk.12 5インチ 2連装砲は、
アイオワ級などの戦艦の対空砲と同じ構成ですから、
ひょっとしてギアリン級の主砲ってその流用?
残念ながら中には入れません。
第二次大戦期の砲、ほぼそのままですから、意外に貴重なんですが…。
ただし、以前は中も見れた、という情報もあり、ひょっとするといずれまた、
公開が再開されるかもしれませぬ。
この辺りは東南アジアですから、気分次第、という可能性も高いですけどね(笑)。
そかから見た海。ここは入り江の港になっており、画面左にある水道から外海に出れます。
この一帯は貯木場になってるような感じですね。
さて、そこから順路の指示に従って、少し後ろに向かいます。
右の壁に掛けてあるのは消火用のホースじゃないかと思いますが確証は無し。
その先には上に登れ、の指示が。
どうやら前部甲板の二階部に向かうようです。
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