■謎の薬局から獅子林へ
お次は、獅子林の前にあった年季が入ってそうな建物、日薬本舗。
名前からして、日本製の薬品などを扱ってる薬局系の店だと思うんですが、
注目は一番上の看板、日薬本舗博物館。博物館?薬局で?
ついでに左の看板を見るとカタカナでニチヤクホンポと日本語読みで書かれてます。
さすがにこの読みが正式名称とは思えませんので、これも一種のファッションでしょうか。
さらについでに、台湾の標準語は北京語だとすでに書きましたが、
固有名詞などの発音は結構違ってる部分があり、日本は台湾だとズゥーペンという発音になります。
(北京語(マンダリン)だとリーベンに近い音で、かなり異なる。ついでに広東語だとヤップン)
中は普通の日本式薬局店舗でした。
日本人相手、というわけでもなく、普通に現地のお客さんが来てました。
そこの上の階にあった博物館。ただし休館中でした…。
ついでながら奥のバス停、よくよく見たら、これトトロに出て来たバス停じゃん、
と思いきや、帰国後、写真を見たら下にヌイグルミが置かれてたのね。
現地では迂闊にも気が付きませんでしたが…。
さらに日本語で書かれた宣伝文句、昭和ノスタルジー、1961年幸せな時間、
もちょっと謎で、1961年て何かあったっけ?と思うもよくわからず…
ちなみに台湾では、蒋介石の独裁、弾圧の嵐が吹き荒れてた時期で、
本土から来た国民党政権により、現地の台湾人がバカスカ殺されていた時代ですが…
などと寄り道をしながら、ようやく獅子林到着。
ご覧の通り、都市部の商業施設としてはかなり大型のもので、
規模だけなら、おそらく西門地区最大の建物だと思います。
入り口は数か所あるんですが、36という数字の意味は謎です。
いくらなんでも、そんなに入り口は無かったと思いますが…。
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