■総督の府
総督府の前にあった国史館なる建物。
どうも国家の歴史を編纂するために各種資料を収集展示してる施設らしく、
ちょっとした博物館を兼ねてるみたいなんですが、これまた閉館中。
日本時代の女学生の生活とか、非常に面白そうな展示やってたんですが…。
ここは残念ながら最終日も時間が取れず、未訪で終わってます。
最後は総督府にも行ってみましょう。
日本で言ったら国会議事堂から首相官邸付近、
アメリカで言ったらホワイトハスのモール前から議事堂前あたりなわけですが、
どうもなんとも地味で、日本だとせいぜい
政令指定都市の市役所前通りくらいの感じしかしませぬ(笑)。
また、台風明けのせいか、平日のお昼前だっていうのに、人も車もほとんどおらず、
ホントにこここが台湾の行政の中心地区なのかと思ったり。
日本統治時代の台湾行政の最高府がここですから、それなりに立派な建物。
ちなみにどうもこっちは裏側だったような感じ。
1919年、大正時代の建築なので、先にも書いたように児玉源太郎はここでは仕事してません。
なかなか見事な建物で、金かかってるなあ、という感じです。
植民地に対して、見栄はってませんか、という気もしなくもなく(笑)。
ちなみにこれも先に書きましたが、大戦中に米軍の爆撃で一部が破壊されており、
そのためか、一部屋根のドームがなくなってたりしてます。
といった感じで今回の本編はここまでとしましょうか。
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