■軍人さん界隈



ここにもあった軍装品のお店。
場所が場所だけにマニア向けではなく、本業の人向けの店だと思うんですが、
これも中に入る勇気がなく、未確認。

ちなみに店名を日本語にすると飛べ飛べ軍警察用品店、といった感じなんですが、
大丈夫か、台湾軍部と微妙に不安を感じる名前ではありますね…



こちらは国軍文芸活動センターとの事で、一種の劇場らしい。
軍人さん専用なのか、一般にも開放されてるのか、判りませんでしたが。



徴兵制とは別に志願兵も当然集めてるわけで、こちらはその募集ポスターらしい。
迷彩人生ってすごい言葉だな…。
迷彩服の人生で、非凡な業績を志せ、といった意味でしょうかね。
取ってつけたようなポーズと言い、あまり非凡な人たちには見えませぬが…



その正面、こちらは台北憲兵隊の本部。
台湾は陸軍、海軍、空軍に加えて憲兵が独立した命令系統を持つ、
という変な国で、このため全部で4軍となっています。
この辺りは例の戒厳令によって国を支配する場合、軍の警察である憲兵が
大きな影響力を持ちますから、その流れなのかもしれません。

現在は純粋に軍警察(軍法に基づく軍内部の治安維持)としての仕事と、
テロ対策など、警察では対応しきれない凶悪事件、暴動などに対応する組織になってるようです。




そのすぐ前にある最高法院、日本の最高裁判所にあたる施設。
これが憲兵隊本部のすぐ目の前にある、という辺りが台湾の歴史を感じさせる部分です。
ただこの建物、かなり地味で、最初は全く気が付きませんでした…。
台湾の場合、総人口で2400万以下ですから、国家中枢の施設でも、
そうそう立派になんてしてられないんでしょうが。


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