■門は残ってた




道路一本隔てただけなんですが、こちらは店一軒ない地域にガラリと変身してます。
が、一国の中心、官庁街ながら微妙に寂れていて、日本の地方都市の県庁周辺みたいな感じが。

気でも狂ったか、という感じの巨大建築が並ぶワシントンDCはもちろん、
日本の国会議事堂から霞が関周辺と比べても、桁が2つくらい小さい、という感じの地域です。

でもって、ここで初めて旧城門を見る。
これは城塞南部(厳密には南西部)にあった小南門ですね。
ただし、後で見るように、北門以外の城門は、戦後、国民党政府がほとんど別物、
というハデハデ建築に勝手に立て替えてしまったため、往時の形状は全くとどめてません。
(北門は後で登場)



屋根の四隅には上海でもよく見た小さな彫像が並んでます。
ただし、これは勝手に再建しちゃった建築なので、
戦後の建築であり、時代は丸で違いますが。



そこの街路樹。
南方ではおなじみの現象、敷石のつなぎ目に沿って根を伸ばしてます。



その先で見かけた国家図書館なる建物。
日本の国会図書館みたいなもの?と思ったんですが、それにしてはちょっと小さい気が。

帰国後確認してみたら、国家図書館の本館はもっと南西部にあり、
ここはArts and Audiovisual Center、すなわち視聴覚芸術、
映画や音楽関連の資料を集めた別館でした。


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