■魅惑の紅い世界



その横の階段は夜店で買ったものを食べる人たちで一杯でした。
まだ六時半と夜も早いので、子供も多いです。



そこから見た出口方面。このすぐ左側に先に見た公設市場の入り口があります。



では中に入ってみましょうか。
外壁は石に透かし掘りだらけのえらく凝ったもので、手間暇かかってます。
ここに居たのは小型の方の狛犬ですが、手前には大型のものもあるので、
狛犬の二段重ね状態となっております。

上の黒い看板には、神様の名前でも廟の名前でもない四文字が見えてますが、
これの意味はよくわからず。



中はこんな感じで、天井からは提灯がこれでもか、まいったか、とばかりにぶら下がってます。
西門の道教廟でも同じような装飾を見ましたが、なかなかキレイなものだったりします。
これのおかげで廟内は中華文化圏でもっとも縁起がいい紅色にそまってるわけです。
(赤ではない。紅だ。中華圏で両者は微妙に違う)
ちなみに右手に見えてる女性像は、多分、媽祖様でしょう。
1/1より巨大で、スケール的には1.5/1スケール位?

どういうわけか、表があれだけ賑わっているのに、ここは全く人が居らず、森閑としてました。
いい機会なので、写真を撮らせてもらって、さらに廟の奥まで見せていただきましょうか。



本堂の周りに回廊があるのもおなじみの構造。
せっかくだから、奥まで見てみましょう。


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