■屋台部隊進出開始



街中でよく見かけたのがこのお札。
上下のマークから間違いなく仏教系の皆さんの仕業だと思われます。
南無、はサンスクリット語で帰依を宣言する言葉の音を漢文に移したものですから、
地蔵王菩薩に帰依します、という意味になっております。
…で、地蔵王菩薩って誰だ(笑)?地蔵菩薩の事?
ちなみに、仏の名は阿弥陀仏だったり、観音菩薩だったり、いくつかの展開がありました。

ただし仏教系と言っても、左にあるように、常にこの言葉を念じれば、
罪は消え、福が増します、と書かれており、まさに現世利益追求形で、
まあ、こうなるともう、道教の亜種ですね。
日本の仏教も人の事言えませんが…。

極めて厳密に言えば、仏陀の直接の教えは一切現存しないので(笑)、
仏教なる宗教は存在しえません。
なので、少し緩やかに厳密に言うと(笑)、
本来の仏教の目的は、解脱してこの世界からオサラバする事です。

それは死ではなく、死んで、輪廻転生して、またこの世界に帰ってくる、
という循環からの離脱、より高位の世界に登って行く、という話となってます。
つまり次に死んだら最後、二度とこの世界に戻ってこないようにしようね、バイバイキン、という事です。
なので、輪廻転生しまくってるダライラマとかは、基本的に仏教を
全く理解してない事になります(笑)。まあ、あれは密教ですから、本来は仏陀の教えとは別物ですが。

なので仏教では念仏唱えたことろで何ら利益はないですし、
そもそもサンスクリット語しか理解できない仏さんに、漢文のお経読んでも、
ネコにパンダ語で話しかけるような喜劇でしかありませぬ。
当然、死んでからお墓がどうのこうの、なんてのは仏教でもなんでもなく、
奇形化した土着宗教の成れの果てです。
お寺で永代供養とか聞くと、個人的にはめまいがしますね。

仏壇なんてのも日本の土着文化に近いですから、
仏陀本人が見たら、なんでこれが仏やねん、と目からビームで一撃粉砕でしょう。



商店街周辺は、時間がたつにつれて、どんどん人が増えて来ました。



この頃から、屋台を引っ張って商売の地に向かう人をあちこちで見かけるようになります。
ああ、アジア圏の大都市はこうでなくちゃ。



と思ってたら、いきなりユニクロがありました。
前にも書いたように、アジアの街で、ユニクロと無印良品がある一帯は
確実につまらないので、速攻で退散。



とりあえず、その先で何かキビ団子というか、わらび餅というか、
そういったものを売ってる屋台があったので、買ってみる。


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