■それ以外もいろいろ登場
境内にあった銀行のキャッシュコーナー。
まあ、バンコクのお寺にもありましたし、この程度では驚かない(笑)。
むしろその左にある血圧計の方がなぜここに、という感じですな。
その横にあった階段の上に、本来なら1番に行くべき玉皇殿なるのものがあるらしい。
というか、ほとんど迷宮みたいなつくりだな、ここ。
玉皇は玉皇上帝の事で、11世紀以降の道教では最高神とされる人。
ただしいろんな神話がゴチャゴチャになっており、とにかくエライ人、くらいに考えるのが順当でしょう。
よく見ると、階段の取っ手の先に狛犬が居るのが見えてます。
ついでに上の監視カメラは参拝者を監視してるのではなく、
キャッシュコーナーの監視用。
こちらがその玉皇さんのお宮。
なんかマンションの一室のようにも見えますが。
実際はさらに複数の神様が祀られており、一帯、何柱の神様が居るんだここ、
という感じではありました。
その高い位置から見た廟の屋根。
周囲は完全にビルに囲まれてますから、この立派な屋根はここからしか見る事ができませぬ。
よく見ると右端のごく一部に鳥のフンがあり、どうも連中、飾りの少ない部分に、
おそるおそる留ってる、という感じですね(笑)。
鳥よけも道教の神様の重要な力なのか。
こちらがその廟内部。
手前に功徳箱、という日本の賽銭箱のようなものが見えます。
注目は左に見えてる木魚で、まさに日本式の木魚であり、なんで台湾の道教廟に?
右側の鐘とあわせて、これ、日本のお寺時代の遺産じゃないかと思ったんですが、
以後、別の道教廟でも見たので、日本統治時代の名残なんでしょうか。
あるいは、中国にも、地域によってはこういった木魚があるのかな。
ちなみに中国式の木魚は、以前に蘇州で見ましたが、今回も後ほど登場します。
手前右の心霊現象のようなものはピンボケした線香の煙です(笑)。
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