■いろいろと微妙



その側の壁の落書きはアートというか、ロックというか、
単なる混とんというか、わけのわからない状態でした。

壁面一杯にはウォホール風の仏像の絵が描かれ、その上にさまざまな紙が貼られてます。
左上には、英語でこいつを見なかった?と書かれた人探しらしいチラシが。
ただし連絡先も何もないので、自己顕示欲の強いスカタンが、自分の写真を貼って歩いてる可能性あり。

その下の赤い文字は中国語でキリストは安らぎを下さった、と書かれ、
その右のワケのわからんイラストには、
万の悪事は新たなる高みの天球に貪り登る、という意味がわからん事が書かれてます。
中国人がよくやる何か古典からの言葉の本歌取りでしょうか。

一番下のジェームス・ボンド、ジェームス・ボーンと
アクション映画の主人公を傍線で消して、
聞いたことも無い名前が書かれた紙も意味がわかりませぬ…。

うーん、これが台湾のロックな連中の叫びとかなんでしょうかね。



その先にあった映画館。
アメリカっぽい感じの映画館です。
ちなみに左側にあるのは巨大な鏡なんですが、なんで(笑)?
ウチに来る客は、ここで身だしなみを確認してから入りな、という事?



その横にあった公園にて。
これも台湾のカワイイ、なんでしょうが、夜に会ったら結構怖い気もする彫像でございます。



そこでようやく人が集まってる店を見つけたんですが、
これは甘味処、というか中華デザートの店で、ちょっと朝食には向かず。
ただし、後ほど、ここに帰ってきて杏仁豆腐を試すことになります。



駅の近所まで戻ってしまいましたが、未だまともに食事できそうな店は開店せず。
そろそろ10時近いのですが…。

ちなみにこの門は西門商店街の入り口で、こういったゲームなどの広告が、
デカデカと街中に溢れてるのも台北の特徴でした。
この点では東京以上でしょう。
ただし余計な世話かもしれませんが、七雄はどう翻訳しても
Seven Guardians にはならんでしょう。

ついでに左上にあるXi-menが西門の英字つづりなんですが、
遠目にはX-メンに見えてしまい、なんでこんなにアメコミだらけなのこの街、
と最初思ってしまいました…。


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