■さあ、乗船だ



正面に回る。
ホントに船体横の窓が多くて(笑)、実戦向けの艦には見えませんね。

とりあえず日本の海防艦、水雷艇に近い大きさと装備ですから、
大戦期の日本のそういった艦艇のシルエットはこんな感じだったんかなあ、
と想像してみたり。



正面から。
艦首部についてるのはガルーダ(Garuda)像。
これはタイの国章(Emblem)で、アメリカだと星条旗のエプロンつけて、
バンザイしてる白頭ワシのアレに当たるものです。
(厳密にはアメリカのはGreat seal で国章(Emblem)ではないのだが
アメリカ人でもエンブレムと普通に呼んでるから、同じようなもんなのだろう)

1400トンクラス、という事でもっと小型の艦を想像してたんですが、
意外に大きいぞ、これ。



なんだか飛行中に後ろから追突され、そのまま艦首で
ど根性ガエル状態になってるようにも見えるガルーダ(Garuda)さん。
ただしこれもタイ語だとพระครุฑพ่าห์;(パラクルパー/Phra Khrut Pha)で、
全く発音が違います。
ここら辺りの違いはどうもよくわかりません。

ちなみにガルーダは本来ヒンズー教の神で、
後に仏教にも取り入れられた…という事になってますが、
仏教の経典、そしてその教理からして、
こんな生命体が入り込む余地はありません(笑)。

それは仏教ではなく、ヒンズー教の流れが、タイの土着信仰に合流、
仏教と共存してる、と考えるのが実態に近いでしょう。



さて、いよいよ乗り込む事にしますよ…
というところで、今回の本編はここまで。


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