■渚にて



展望台まで来ると先客が居ました。
ちなみにこの人、後でレストランの厨房で見かけたので、
どうも仕事サボって居たような…。

ついでに突き当たり、その気になれば河口にまっしぐらな構造になっており、
子供たちとかはここから飛び込んだりするんでしょうか。
チャオプラヤー川の水の色を考えると、
あまり遊泳には適してないような気がしますが…。



そこからの眺め。
ああ、豊かな世界だと泣きたくなる。
ここまで干潮だと水が浅く、水面が青空を反射した色のほうが強いため、
あの茶色に濁ったチャオプラヤー川の河口とは思えぬ爽やかさ。

この辺りはまだ河口なので遠くに対岸が見えてますが、
画面右のあたりは既に海で、
はるかかなたの水平線まで何もさえぎるものは無し。
ついでに理論的には(笑)、この左手奥150qぐらい先に、
有名なパタヤビーチがあります。

ちなみに19世紀後半のアメリカの外交官、
ハリスが日本に来る前にバンコクに立ち寄った時、
彼を乗せた軍艦はチャオプラヤー川の河口外に停泊したとされます。
が、これだけ遠浅だと、思った以上に沖合に居たのかも。



その横には下まで降りれる階段が。
罠かとも思いましたが(笑)とりあえず降りてみましょう。

ただし、この辺りは完全には水が引いてないので、
干潟に入るのはちょっと無理。
まあ、いずれにせよ、靴で入るのはムチャで、
裸足になるしかないのですが。



その下から要塞跡を見る。
やけに頑丈にバリケードが作られており、
よほど大きな木とかが、上流から流れて来たりするんでしょうか。

しかし、満潮時にあの高さまで水が来るんだとすると、相当な干満差ですが…。



そこから対岸を見る。
チャプラヤー川の東岸は工業地帯のようで、
この辺りででも、結構そういった設備が見えてます。


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