■夕撃旅団バンコク犬本営
その小道をさらに一回、左に曲がったところにあったのがこの宿。
コの字型の路地の一番奥、という立地で、これ事前演習をやってなかったら、
たどり着くのにはかなり苦労しただろうなあ、と思ったり。
参考までに手前のイスが、例の少年マッサージ店のもので、
夜な夜な、ここに彼らは所在なげにボケーッと座っていました。
…今から思うと、あれで商売になってたのか?
例によってホテル予約サイト、エクスペディアのバーゲン価格の部屋を選んだので、
全く期待してなかったのですが、あれ、なんかキレイで普通のホテルに見えますよ。
ただし、受付のお姉ちゃんはかなりひどく、
スマートフォンを見てる所に声をかけても返事もせず、
チェックインの間も極めて無愛想でした。
トホホ、と思ったものの、翌日のフロントのお姉ちゃんは
やたらめったら明るくてフレンドリーな人で、
この人から男色街という情報(涙)を始め、いろいろ聞いて
以後の行動の参考にさせてもらいました。
でもってここでエレベータのボタンを見て、
あれタイの階数はイギリス式だと知る。
すなわち日本やアメリカの1階がグランドフロア(G)となり、
日本だと2階に当たる階から1階、2階と数えて行きます。
以前来た時も見てたはずなんですが、すっかり忘れてました。
2バーツコインの存在とか鉄道システムとか、
微妙にイギリスの影響が強いですね、タイ。
部屋はこんな感じ。
ここ数年では極めて狭い部屋ですが、
日本のビジネスホテルクラスと同じ程度ですから十分でしょう。
設備はキレイですし、液晶テレビ、
無料Wifiでネットに繋げるという点を考えれば、十分です。
これで一泊サービス料込みで2000円を切ってるのは、
タイの物価を考えても破格だと思います。
例の軍による戒厳令で観光客が減って、お安くなってるのかもしれません。
ただしこの部屋窓がなので、それが恐らく値引きの理由の一つでしょう。
が、ここから外を見ても仕方ないし、それは問題なし。
どうせ夜になって寝る時間直前まで帰って来ないし。
さらにどうもこの部屋、配水管を流れる水の音がヤケに大きく、
他の部屋でシャワーやトイレを使うたびに、
ゴボゴボという音が足元の壁の奥からします。
が、私はそんなのも気にならない人なので、これも問題なし。
よって、これだけ便がいい場所で、
この部屋でこの値段なら十分だと思います。
でっもって時間はまだ5時前、
荷物を置いたらちょっと周辺の散歩に行きましょうかね。
ホテル前から見た路地の風景。
奥に見えてる店、唐朝とはスゴイ名前だな、
と思ったんですが、中華料理屋でした。
そこから、駅周辺に戻ってみる。
ここは大通り沿いの歩道なんですが、かなりの数の露店が並んでおり、
そこに帰宅ラッシュが重なって、歩くのも一苦労な感じに。
ちなみに手前のオバちゃんが売ってるのは宝くじ。
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