■来たぜフアランポーン
やがてその住宅街(笑)が途切れると、あっさりフアランポーン駅に到着です。
ここでも線路を普通に歩いてる人たちが見えますが、
これは列車に乗るために駅に入ってきた人ですかね。
先に書いたように、タイの駅に改札は無いので、好きなところから駅に入って、
乗りたい列車に乗って、車掌さんが来たらキップを買えばよし、
来なければラッキー(笑)という感じみたいです。
ただし、バンコクの列車ダイヤは複雑怪奇なので、
旅行中の日本人にこのマネはムリでしょう。
大人しくキップ売り場でキップを買って利用した方が無難です。
プラットホームはこんな感じ。
日本で言ったら東京駅や大阪駅みたいな場所なんですが、意外に人は居ません。
駅の雰囲気はこんな感じで、まさに欧米式のもの。
駅の構造からすると、イギリスあたりの援助を受けたんじゃないかなあ。
ロンドンやパリの駅から見るとショボイですが、
アメリカ辺りの鉄道駅から見ると十分にデラックス。
そこで見かけたポスター。
右端の2557年は西暦で2014年のことなので、
今年どこかでSLの運行をやったのでしょうか。
この機関車の設計、日本式にも見えるんですが、
どういった素性のものかは不明。
蒸気機関車、私には見分けがつきませんので。
さて、改札がないのでそのまま外に出てしまうと、そこが駅の待合室となります。
左右の壁に2階構造の商業施設があるんですが、
これは3日目にイヤンてな位に見ますから、また後で。
が、いわゆる日本の駅ビルや駅前商店街などは微塵も存在しません。
世界標準の都市部の始発駅、という感じですかね。
ちなみにここから出る列車は北と東方面のもののみで、
南方面、最後は国境を越えてマレー半島からシンガポールまで向う
列車の始発駅はチャオプラヤー川の対岸にあります。
こういった目的地別に駅が分かれるのも世界標準で、
今のところ私が見てきた中では、例外は日本と韓国だけですね。
ただし、その南方面の駅は、未だに行った事がありませんが…。
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