■そしてタイランド
その後、雲が切れると下は緑の大地でした。
間もなく、後15分で到着しますよの放送が入ったので、
ここはおそらく既にタイ国内でしょう。
うむ、10年ぶりのタイ王国は相変わらず緑の国でした。
途中でジャングルとしか言えないような地域上空も飛ぶ。
前からタイに野生象がいる、というのがどうにも理解できなかったのですが、
なるほど、これだけの自然が残ってるなら象もやっていけるのか。
高度が下がったせいもあり、田んぼはっきりと見えます。
一部は養殖の池かな、とも思われますが。
タイは大陸国家なのだな、と思うのがこういった直線の運河や高速道路。
アメリカやロシアの道路のようにどこまでも直線で伸びてます。
日本とは違うなあ、と思う部分ですね。
ちなみにタイの国土は日本の37.8万平方qよりはるかに広い
51.3万平方q、約1.4倍ほどもあります。
そこに日本の約半分の6550万(2010年国政調査)の人口しかないので、
そりゃ広々とした世界が広がるわけです。
バンコク近郊に広がる新しい住宅街。
これだけ見るとアメリカの都市郊外の住宅地に見えなくもなく…
いや、ちょっと詰め込み過ぎか。
それでも、こういった立派な家がこれだけ建っているのは
タイが豊かになりつつある証拠でしょうね。
もっとも実はこれ、住人は日韓の駐在員がほとんどです、
とかいう話だったりすると、また話が違ってきますが…。
(両国併せると10万人近いタイ駐在の人口がある)
ちなみにバンコクの人口は約800万人(2010年国政調査)ですから、
全人口の1/8が集中してる、という事になります。
ただし、周辺都市部も含めると1400万人を超えると見られており、
これは全人口の約20%、1/5がバンコクエリアに集中してる事に。
東京周辺並の集中ぶりで、
タイもアジア型の都市人口集中国家のようです。
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