■数で勝負する
で、先にも書いたように周辺部は回廊になってまして、そっちも見ておきましょうか。
しかしこの配色、やはりセブンイレブンだよなあ。
で、その回廊にはズラリと仏像が並ぶのです。
アユタヤでもこういった壁際の仏像群がありましたから、
少なくともアユタヤ時代から続く伝統なんだと思います。
…こういうのを見ると、犯人はこの中に居ます、と叫びたくなりませんか?私だけですか?
こんだけ並んでると、みんな同じように見えますが、
よく見ると、ぞれぞれに結構個性があります。
少なくとも大量生産品ではないようです。
ここら辺りの仏像はどうも歴代の王が、
タイ中から貴重な仏像をかき集めてコレクションしたものらしく、
さまざまな地域、時代のものが混在してるそうな。
解説によると、時代ごとに顔に特徴があるそうで、
それを見ることで製作年代が推定できるのだとか。
仏像にも時代ごとの流行のスタイルってあるんでしょうかね。
無論、私には見分けがつきませんでしたが…。
ついでに一部の仏像だけが布を羽織ってたんですが、なんででしょうかね。
オシャレなのか、なにか宗教的な意味があるのか…。
ちなみに仏像はあっさりめの造形なんですが、
その台座はご覧のような装飾ぶり。
とにかくデコらないと不安で夜も眠れない、といった印象があります(笑)。
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