■歴代王の仏塔



最初にあるこの建物は王の慰霊仏塔ではないらしいのですが、
何の解説もなかったので詳細は不明。
白い壁に過剰なまでの装飾が目にしみます。



で、その奥から歴代王の慰霊用仏塔の地区が始まります。
ここの塔は、これでもか参ったか、という感じでバリバリに装飾されてるんですが、
装飾に使われてるのは、陶器性のタイルのように見え、
とりあえず退色には強そうです。

全部で4基あるんですが、それぞれラーマ一世から四世までのもの。
ハリスが訪問したときには
まだ存命中の四世のものが建設中だったそうな。

五世以降の王様は仏塔は興味がなくなったのか(現在の王が九世)
あるいは建てる場所が無かったからか、存在していないようです。



それらをちょっと離れた場所から見る。
ここにも居る二人組み。

画面左側、赤いドア(?)が見えてる塔がラーマ一世のもの、
その手前が二世、一番奥、ほとんど見えてないのが三世の塔です。
この三つはきれいに横並びなんですが、右端にある四世のはどうも後から強引に
付け加えてしまった感がなくもなく…。



でもって、これもまたご覧のような装飾ぶり。
私のような適当な人間には、その手間を考えるだけで気が遠くなりそうです…。



アップで見ると、こうだもの…。

なんかここら辺り、正教(ロシアか?)の教会建築の影響も感じられるように見えますが、
本格的な正教の教会は私も見たこと無いので断言はできず。


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