■ウルトラマンサイズ
ちなみにこの建物、皆さん仏像ばかり見てますが、壁や柱、
さらには天井まで、すさまじいまでの装飾がされてます。
何が彼らをここまで駆り立てたのだ、という感じです(笑)。
が、この建物、柱が多すぎてお釈迦様の全身を見ることが不可能になってます(笑)。
計画段階で、この点を問題視する人、居なかったんですかねえ…。
よく見ると柱は石製で表面に布を貼ったもの、天井の梁から上が木造なのがわかります。
ああ、これアユタヤの遺跡で見た建物たちと同じ構造だ。
あっちの柱は石ではなくレンガですけどね。
なるほど、確かに現王朝はアユタヤ王朝の末裔であるようです。
取りあえず柱の隙間からお釈迦様の顔を見上げる。
無宗教かつ無教養な日本人としては、
なんだかテレビ見てる大阪のお母ちゃんにも見えるな、と…
ちょうど中央部あたりに置かれてる祭壇。
ここで膝をついて礼拝するのかな、と思ったのですが、
だれもそんな事してなかったので、
とりあえず私もそのまま素通りさせてもらいます。
ちなみに、ここに座るな、と注意書きがありますから、
実際に座っちゃった人が居たんでしょうね…。
柱の内側から見るとこんな感じ。
もう少し離れた位置で見れればいいのに…。
ついでにどうも下半身の造形はだいぶ手が抜かれてるような…。
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