■その名はナナ



さて、ホテルに帰ってシャワーを浴びて一休みし、
再び外に出たら完全に日没後となってました。

そろそろ疲労がたまりつつあるので今日はさっさと寝るか、
とも考えてたのですが、予定変更。

この日はフロントに例の英語ができるお姉さんが居たので、
帰った時に、少し話をしておりました。
その中でこの辺りのパッポン地区は繁華街として
東京はもちろん、香港から見ても小さいアルヨ、
と言ったのが彼女の愛国心をいたく刺激したようで、
お前はまだナナとスクンピッドを見てないだろう、
それを見て来い、といった事を申し渡される。

正直、どっちでもいいや、と思ったのですが(笑)
まあせっかく教えてもらったんだから行ってみましょう。



スカイトレインで4つほど先の駅、
と聞いていたのですが、あ、これ乗り換えなきゃじゃん。
やっぱりめんどくさいなあ、と思ったもののとりあえずサイアムの駅で乗り換え。

ここは東京で言ったら新宿、大阪で言ったらナンバ、といった地区ですが、
どちらかと言うと昼間の街で、日本の繁華街のように
昼から夜まで人だらけ、という感じではありません。
まあ、規模もせいぜい新宿の1/4、ナンバの1/3、といった場所ですが。



でもってスカイトレイン、冷房が強いなと思ってたんですが、
列車を降りたらいきなりメガネが真っ白に雲ってしまってビックリ。
高温多湿なのかもしれませんが、それでも冷房を効かせすぎのような気が…。



さて、教えてもらったナナ駅で降りたら、駅前の店で
白人が集団で酒を飲んでました。
あ、ダメだ、これ(笑)。

最初にも書いたように私の経験上、アジアの街で
白人が集団で酒飲んでるとこにはロクなものがありません。
さっさと帰ろうと思いましたが、それでも周囲をグルッと一周くらいしておきますか。



雰囲気は新宿歌舞伎町に微妙に似てます。
ただし、こちらは低層商店街で、ビルの上までお店、という感じではありません。



その中に白っぽい壁と看板の店ばかり並んでる不思議な地区が。
とりあえず入って見ますか。


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