■おばさまはスナイパー



一番上の3階部回廊まで登って見ます。
赤い手すりとか妙に中華風な建築ですが、
タイもやばり中国文化の影響下にある、という事なんでしょうね。



そこから博物館裏手の展示が見えますが、あれは見れそうに無いなあ、
どうも時間切れになりそうでヤンス、
と思っていたら、突然、後ろで腹に響くような、バシーン!という音がする。

え?何事、と思って振り返ると、鳥が数羽、鳴きながら天井から飛び去るのが見える。
が、何が起きてるのか全くわからずに居ると、別方向で再びバシーンという衝撃音が。



そこでふと下を見ると、さっきのオバサマが妙な構えをしていて、
その直後に例の衝撃音が天井から響き渡る。
あ、これは…



こっちに来たのでよく見るとやはりパチンコで何かを撃ってます。
どうやら例のフン害をもたらず鳥たちを追い出すためにやってるようです。

が、良く見ると天井から素早く外に出る方法がないんですよ、この建物。
一番下に行って外に出るしかないのですが、一番下にはこのオバサマが居る、
となると、鳥たちは周囲の回廊の手すりに止まるのですが、
これをオバサマが再び狙い撃ちに。
おお、結構正確な射撃をするな、と思って見てたら、
なんと鳥たちがこちらに飛んでくる(笑)。

どう見ても、オバサマはどうもこっちに気が付いてませんよ。
で、明らかに十分な殺傷力を持ってるパチンコですから
あれで撃たれてはたまらん、とあわてて身を隠す。
すると10mくらい向こうに見事に着弾する。

見ると梅の実のような果実を撃っているようで、
ああ、日本で言うところのハトに豆鉄砲か、と変に感心してると、
また直ぐ側に着弾(笑)。

こりゃたまらん、閉館時間も近いし退散する事に。



という感じで、4時ギリギリ、という時間に退館します。
ちなみに正面の白い建物が一号館、その右の少し高い建物が2号館で、
この裏がハンガーと屋外展示となっています。
(ただし1号館と2号館の前にも屋外展示機はある)
なので、この裏の展示を全く見てないわけです。

しようがないので、本来はバンコク市内観光を予定していた明日、
ここを再訪としましょう。
昨年のワシントンD.C.では比較的上手く行ったのに、
今回、またもやこのパターンか…。

てなわけで、今回の本編はここまで。


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