■二つ目の館
というわけで入口正面にある、展示一号館の見学が終わったので、
ヤケに立派なんだけど、実は平屋の鉄筋コンクリートの建物、
展示二号館(仮称)に向います。
一号館のすぐ右側なんですが、何の案内もないし、
一度外に出てグルッと回る必要があるので不親切ではありますね。
ちなみに周囲に居るのは博物館の職員の皆さん。
はい、ノンキに見学に来てるお客さんではなく、
ここで働いてる人たちです(笑)。
HTMSメークロンのとこでも思いましたが、この手の施設って、
仕事の無い軍関係者の職場確保、という面が絶対あるよなあ。
…タイ軍、戦争には向いてない組織な気がします。
ここは展示機体に一部変化があったものの(手前のMig21とか)
10年前からそれほど変わってませんね。
なぜか知らんがとにかく天井が高い建物で、
2階部と3階部に回廊があり、上から機体を見下ろす事ができるんですが、
その回廊の陰になるように機体が置かれていたりする辺りがタイでしょうか(涙)。
さて入口はこちら。
入口横には英文で、今や貴重な機体、仮設展示、歴史的な絵画があります、
といった、かえってそれはどういった展示やねん、
と混乱するような事が書かれてました(笑)。
でもって入口の直ぐ横でオバサンがイスでグーグー寝ていて、
なんともスゴイ施設であるなあ、と思ったり。
が、このオバサンには後ほどさらに驚愕する事になるのです。
そうと知ってれば写真撮って置いたんですが…。
その入口に並んでいたペーパークラフトの飛行機たち。
最初は地元の子供達が造ったものかな、と思ったんですが、
それにしちゃデキがいいので、暇な職員の皆さんによるお手製?
ちなみに上段左端にはF-16の無尾翼デルタ試作機F-16XLという、
とんでもなくマニアックな機体まで並んでます…。
その横にあったこれは風洞実験用の
模型に見えますが、何かの教材ですかね。
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