■展示は大幅に変わってた



こちらはタイ全土の地図に空軍基地の所在地を示したもの。
日本よりはるかに広大なタイですから、基地も意外に多いですね。
中央付近、マレー半島の付け根の横にあるのがドンムアン基地かな。



でもって、夏休み前にはあんな地味だった子が…
という位の変身をしてしまったこの博物館。

以前は開放型空間の博物館だったので、明かりに困らず、
比較的、撮影は楽だったんですけどね。
どうも欧米式博物館の悪い部分に影響を受けたなあ、という感じに
完全密閉型、薄暗い照明での展示になってしまってます。

やれやれ、まいったな、と思いながらも、
そのための明るいレンズを持った我がカメラがLX-7である、
という事でとりあえず見学に向います。



入って最初はタイの空軍の歴史といったパネル展示から。
まあ、正直、外国人にはあまり興味がないところ(笑)…。

そうだ、ナショナルメモリアルのところで書くのを忘れてましたが、
実は第一次大戦でフランスに派遣されたタイ空軍の皆さん、
なんと現地でアメリカ空軍と戦略爆撃の父、“ビリー”・ミッチェルに会っているらしいです。



ナショナルメモリアルで載せるの忘れた写真。
ブレゲー14に乗るミッチェル(前席)とタイ空軍の皆さん。
この写真では、どうもミッチェルとは断言できかねますが、
わざわざ解説まで載せていたので、ここは彼らを信じましょう。

もっとも、その後のタイ空軍の歩みを見るとミッチェルの
戦略爆撃好きの影響は皆無ですが(笑)。



世界中の航空博物館でお馴染み、模型飛行機の展示。
この博物館で展示されているのは、
実際にタイ空軍が使用した機体だけのようで、
比較的、良心的な展示といえると思います(笑)。

ちなみに、その完成度も悪くなく、タイのモデラーさん、レベル高い感じですね。
ついでに、キットがあったのかこれ、という機体もあり、
一部はほとんど自作に近いのでは、という気がします。
私が知らないだけで、レジンのキットとかが出てるのかもしれませんが…。

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