■それは意外に高かった
そこで壁や柱を見ると実に細かい装飾がされており、
やはりかつては相当、荘厳な世界が展開されていたと思われます。
で、ここが内部への入口。
手前の手すりだけでなく、入口にも補強が加えられてます。
内部に入ってから見た外の眺め。
ほとんど高層ビルではないか、という蘇州の寺の塔に比べると、
かなり低層建築ですが、他に高い建物がないアユタヤ、眺めは良かったです。
ついでに内部に入ると、床がレンガではなく石組なのに気が付いた。
ひょっとして建物の中心構造は石組みで、周辺部がレンガ積み?
そこから入口方向、すなわちさっき通ってきた講堂部を見る。
あれは徹頭徹尾レンガ積みですから、あきらかに構造が異なりますね。
講堂の手前にベランダ部がありますが、
これも初期のアユタヤ建築の特徴だそうな。
講堂の左右にもかつてはプランが建っていたようですが、
現在は土台を残すのみです。
そこから水平方向を見るとこんな景色が広がります。
緑の中のレンガの仏塔、なんかいいなあ、と思う。
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