■豊かなる昼寝



しばらく行くと芝生の空間が広がっており、
どうやらここがラマ公園みたいです。
アユタヤ島の西側には、こんな感じに整備された公園が延々と広がっており、
駅周辺とはまるで別世界、という空間になってます。

イギリスやアメリカならともかく、
東アジアでこれだけ巨大な公園をもつ都市は初めて見ました。
奈良の中心部がかろうじて近い、という感じでしょうか。

ただし例によって(笑)いろいろタイ式でして、
造ったあとの整備はされておらず、あちこちがボロボロでしたが…。

で、この写真の反対側、左手に
先の遺跡が続いてるんですが、未だ入り口が見当たらず。



と、そこで樹の間に人がぶら下がってる!
これは!アユタヤのオシャレな呪い!とか思ったら、
単にハンモックで寝てるだけでした。

変な人たちだなあ、と思ったんですが…



その先にも再びハンモックが!
なんだ、流行ってるのか?
アユタヤの今はハンモックの時代なのか?

…どうもオシャレ生活というよりは、
単に地面だと虫やら蛇やらが居て寝てられない、
といった理由によるものでしょうかね。

とりあえず時間からしてみなさんお昼寝中みたいで、
金銭抜きで優雅な生活だなあ、と思う。



ただし、そこに居た犬はむしろ逆方向、地面に穴を掘って寝てました。
その方が涼しいのでしょうが、体を丸めちゃうと体温上がらないのか?
ちなみに、周囲の土の荒れた部分もこの子によるものらしく、
どうも納得がゆく穴がなかなか掘れなかったんでしょうかね。
職人系?



その先で、ようやく入り口が(右側)見えてくる。
どうやら左の小屋で入場料を払って見学するらしく、
他の場所からは入れないようになってるみたいです。

さらに言うなら、ここは最初に見た場所から、わずか数十メートルだけ
南にある場所で、すなわち私はいきなり逆方向に向かった結果、
ぐるっとこの遺跡の周囲を一周するハメになったのでした…



とりあえず見学前に、入り口横の駐車場周辺にあったお店で
飲み物を買っておく事に。
まあ、曇りだからそれほど汗もかかないだろう、と思ったんですが、
この後、自分の恐るべき晴れ男能力を思い知ることになるのです…。

ちなみにここ、あらゆるものがボッタくり価格でした(笑)。
町中には普通のお店やコンビニがいくらでもあるので、
そちらで買ってから来るのがよいかも。

といった感じでいよいよアユタヤの遺跡に突入ですが、
今回の本編はここまでとしましょう。


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