■それは日常を運ぶ船で
さて、出港だ。
目の前に見えてる謎の植物は川をカタマリになって流れてるシロモノで、
最初はどっかで大雨でもあって流されてきたのか、と思ったんですが、
どうもこれ、浮いて流れてるのが普通の状態みたい。
ついでに今さら気が付いたんですが、
左上に見えてるの、これ道教廟ですね。
となると、ここの住人は華僑で、あの漢文はやはり地元向けのもの?
だがなんで、左から右に中国語を書くのか?
…やっぱりよくわからん。
その横には水上住宅が。
右端の建物は観光用?と思ったんですが、
どうも普通に日常生活で使ってるものらしく、
今でもこういった建物が普通にあるんだ、と驚く。
対岸はこんな感じ。
その前を地元の人たちが乗ったモーターボートが通過する。
バンコク周辺でも良く見るタイプで、エンジンから長く伸びたシャフトでペラを回し、
エンジンごとそれの向きを変えることで操舵してます。
もしかすると、船底に連動する舵があるのかも知れませんが、
基本的にはシンプルな構造の乗り物のようです。
島側の乗り場が見えてきました。
あっちは階段がやけに立派ですね。
というわけで、島側に上陸。
左に見えてるのは渡し舟ではなく、
ぐるっと川を巡って外からアユタヤを一周する観光船らしいです。
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