■アユタヤはいずこ
こちらは駅名表示のあった駅。
全部の駅にあれば助かるんですけどね、これ…。
ちなみにこのBang
pa-in(バンパ イン)というのは
既にアユタヤ州の町ですが、アユタヤ王朝から現タイ王朝まで、
歴代各王室の夏季用宮殿が置かれてる街だそうな。
となると避暑地なのか、という感じですが、
別段、標高が高いわけでもなく、ここら辺りは謎ですね。
そこで、おばさまの軍団に引き込まれた行商のおじさんが
このオシャベリの輪に加わる。
少なくとも車内を3往復してるのを見たのですが、
どうもイマイチ、売れないらしい。
で、この時、一斉におばさん4人が私のほうを見る。
いや、まあ確かに日本人は皆さんよりお金がありますが、
すでにイロイロ食べてますし…と思うも、
まあ、これは買わざるを得ない雰囲気だな、
とあきらめて値段を聞くと25バーツ(約88円)だとのこと。
まあ、それくらいならいいか、と買ってしまう。
お肉ふた切れと、オニギリのようなご飯(もち米?)のセットでした。
醤油で煮しめたようなお肉は豚肉かな?と思うも確証は無し(涙)。
私の知る限り、中国と韓国、そしてフィリピン以外に
犬を食べる風習は21世紀の東部アジアに残ってないはずなので、
まあ、変なものではないだろう、と考える。
(ただしタイでも仏教&ヒンズーの影響外にある少数民族は知らない)
ちなみに、この後、アユタヤでは全く食事ができなかったので、
結果的にはこれで助かった事になりました。
おばさん軍団に感謝。
しばらくすると、やや建物が多い地域に入ってくる。
すると周囲の皆さんが、さあ降りな、みたいなジェスチャーをするので、
あ、次がアユタヤか、と知る。
最後にタイ式の手を合わせてオジギをして、皆さんと別れる。
うーん、愉快ですね、タイの鉄道の旅。
というわけで、アユタヤの駅。
右に見えてるのが乗ってきた列車です。
ここは駅の構内放送でアユタヤ、と教えてくれるので、
普通に列車で来ても大丈夫でしょう。
とりあえずドンムアンを出て2時間前後たった後、
最初に現れる屋根つきの立派な駅がアユタヤ、
と思っておけばオッケー(多分)。
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