■売り子さんは美人だった



でもってそのバナナ行商オジサンが去った後、
なんと次から次へと新しい売り子さんがやって来る。
このちょっとキレイなお姉さんはカキ氷で売りでした。
冷房の無い車内ではかなりチャレンジャーな商売のような…

で、目が合ったので幾ら、と聞いたら指二本を出すので、20バーツ(約70円)か。
それなら買ってもいいな、と思ったので一つもらう。
でもってついでに写真を撮っていい?という感じにカメラを見せたら、
うなずいてくれたので、恐らく許可は得られたと判断、撮影させてもらう。



が、海外では一度も食事にあたった事がないとはいえ、
よくよく考えたら、さすがに生水は飲んでなかった。

…カキ氷はヤバイのでは?
と一瞬考えたものの、まあ死ぬ事はあるまい、
熱帯の細菌なら、むしろ氷点下の温度で死に絶えるであろう、
と適当に考えて食べてしまう事に。



お味は普通にイチゴ味でしたが、
中にこういった酸味のついた寒天が入っていて、
結構工夫がされていました。

ちなみに、最後まで腹は問題なしで終わります。
我ながら、この極めて優秀な消化力の一部でも脳に回っていたら、
オレの人生、少しは変わっていたかもな、と思ったり…。

ちなみにこのお姉さん、この後2往復ほどして来たのですが、
来るたびに確実に数が減っており、結構人気はあったようです。
お姉さんの魅力によるものか、
かき氷の魅力によるものかはわかりませぬが。



途中で停車した駅。
各駅停車ですから、全ての駅に停まるのですが、
それでもドンムアン空港から来るときに乗った列車と、
停車駅の数は、ほとんど変わらなかったような気が(笑)…。

よくわからんな、タイの特急と普通列車の区別。



すると今度はなんだか揚げもの系のお菓子を
袋詰めにした行商のおばさんが。
うーむ、なんか気になるぜ、という事でこれも買ってしまう。

なんつーか、メチャクチャ楽しいな、バンコク国鉄、
という感じでどんどんテンションと摂取カロリーが上がって参ります。



モノはこんな感じ。
いわゆるエビチップ系のスナック菓子でした。
お味は悪くないです。
ちなみにこれも20バーツ(約70円)。

まあ、衛生状態とか添加物とかを考えると、
誰にでも勧められる、とは言えませんが…。


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