■客車のという名の市場



そこからしばらくは、先に見たように市民の生活地帯ですから、
もはや人が歩いてるくらいでは驚かないぜ(笑)。
とはいえ、この日の帰りにはまたもいろいろ衝撃を受けるんですが…



そこでさっそく例のチマキをいただく事にする。
結構シャレた包装で、これで10バーツ(約35円)は
なんか申し訳ない気も。



中には赤飯と蒸しパンのお寿司のようなものが。
いわゆるタイ米ではなく、粘り気があって固まってるのでモチ米でしょうか。

で、食べてみたら砂糖味の甘いもので、
あ、こりゃお菓子じゃないの、と気が付く。
チマキというよりはオハギやダンゴに近いものかも。



もう一つはこんな感じ。
最初は焼きオニギリ?と思ったんですが、
もち米を軽く固めた上に砂糖を塗って焼いたものみたいでした。
つまり、これもお菓子系。

両者ともちょっと甘すぎるかなあ、と思ったものの、
美味しい事は美味しいので、お値段を考えるとかなりお得かも。



で、それらをモグモグ食べてると、アチコチに声をかけながら
車内を歩いてくるオジサンが。
なんだろう、と思ったんですが、手にしたカゴの中には大量のバナナが。
あ、ひょっとして車内販売?
いや、どう見ても個人営業ですから、車内で勝手に行商してるのか?

これは初めて見ましたが、
車内なら確実に人が居るし、他に買う場所もない、
しかも時間はあるで、結構商売になるんでしょうかね。

ちなみにこの行商さんはバンコク駅を出た後、
車掌さんの検札が終わってから登場、
この後、アユタヤまで車掌さんはやって来なかったので、
おそらくキップは買ってないような…


NEXT