■楽園追放



…皆まとめて掃除のオバサンに追い出されました。
猫さんたちがソーセージ食べ散らかしてたので、すんごく怒られました

短い夢だったぜ…。
猫達は驚くべきスピードでどこかに逃げてしまったし、
他の場所を少し歩いてみますかね、トホホ…。



ふと見ると、別の子猫が二階のベランダの縁を歩いてました。
これがホントのキャットウォーク。
どうもバンコク駅、野良猫天国なのかも。



せっかくなので外から駅を見てみる。
ここでこの駅に関する英語とタイ語の案内板がありました。

それによるとやはり公式名はバンコク駅(The Bangkok railway station)だそうで、
フアランポーン駅というのはこの辺りにあった運河と大通りの名前から、
地元の人が後からつけた愛称なんだとか。

ついでに1910年から6年かけて完成、1916年6月に開業したとの事なので
あれま、東京駅(1914年12月開業)とほぼ同世代じゃないですか。
となるとアジアの都市駅では東京駅とならんで最古参でしょう。

フアランポーン一帯は元々はイスラム教徒の居住区で、
一帯にはかつて牛が放牧されていた、という話もあるそうな。
2014年現在、タイのイスラム教徒はほとんどマレーシア国教に近い
南方に集中してるはずですが、
19世紀あたりだとバンコクにも結構住んでいたんでしょうかね。

ついでに1960年ごろまで貨物駅も兼ねていたものの、
輸送量の増加に伴って、貨物駅は別の場所に移されたとの事。



などとやってるうちに、そろそろ列車の時間が近づいて来ました。
とりあえず駅に戻りましょう。

写真は駅の改札ではなくトイレ。
欧米式ですから、ホームの入口には改札はないのに、
トイレに改札があるとは、これいかいに、
と思ったら有料トイレでして、2バーツ(7円)取られます。

が、タイの場合公共交通の施設はトイレがないのが普通なので
2バーツなら笑顔で払って利用した方がいいです。


ちなみにアメリカやイギリスの地下鉄もこの点は一緒で、
東京や大阪の公共交通機関はいろんな意味で
世界最高峰であるなあ、とつくづく思います。

といった感じで、妙な引きですが(笑)今回の本編はここまで。


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