■バンコク駅の電子商売
さて、今回はそんなバンコク駅で見かけた
電子遊具についてだよ、ペロ君。
「さいですか」
まずはこれ。
「日本でも良く見るドライブゲーム?」
だね。
ただしよく見るとモニタの部分が、
普通の家庭用液晶テレビなんだよ、これ。
「あ、ほんとだ」
さらに言うならハンドルは
そこら辺りの中古車から引っ張ってきたものじゃないか、
というものだった。
「つまり?」
日本のレーシングゲームの筐体のフリをした、
タイで造られたゲーム機じゃないか、という感じなんだ。
しかも、そこはかとなくお手製感がありにけり。
シフトレバーも無いしね。
「あれま。ある意味では凄いじゃん」
まあね。
ちなみに電源が落ちてたうえに、
ゲームの説明がどこにもなかったんで、
一体全体、どんなゲームなのかはよくわからなかった。
こっちはさらに直球勝負。
「このコントローラーって…」
多分、プレステ3じゃないかなあ…。
持ってないから判断がつかないけど。
例によってモニタは液晶テレビだし、お金取って
プレステのゲームを遊ばせるんじゃないか、これ。
「これもお手製?」
のようにも見えるが、造りからすると、
お店のデモ用の台を改造しちゃったんじゃないか、
という感じでもある。
まあ、日本にも昔は似たような機械があったので、
なんとなく20年くらい前にタイムスリップした気分だったね。
でもって最後はこれ。
左端には例のestコーラのポスターも見えてる。
「左の二台のいい味出してるロボットは何?」
これは単なる自販機で、
中に見えてるスーパーボールが出てくるんだ。
ただしボールが出てくる場所が極めて微妙で、
一定の品位を失わないように心がけている
夕撃旅団としては、ノーコメントとしたい。
「ロボット相手にそんな余計な事まで気にしてるのは
あんただけだよ」
ちなみに、その右の2台もスーパーボールの販売機で、
タイの皆さん、一体全体、
どんだけスーパーボールが好きなんだと思ったよ。
ただし以前も書いたがスーパーボールはこれを発明した
アメリカのメーカーの登録商標なので、
タイでなんと呼ばれてるのかは知らないけどね。
「で、最後の右端の茶色い箱は?」
フフフ…気が付いてしまったね、ペロ君。
「そりゃこんだけ堂々と置いてありゃ気が付くさね」
フフフ…この神秘の装置については次回のお楽しみだよ。
「え?引っ張るの、このネタ?」
という感じで、今回はここまでだ。
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