■晩飯への旅
さて、シャワーを浴び、しばらく休んでから、夕食を求めて再び夜のバンコクへ。
といっても遠出する元気は既にないので、なるべく近所で済ませたいところ。
とりあえず宿から北に向うと例のパッポン、タニヤというロクでもない地域なので、
宿から南、チャオプラヤー川方面に向ってみる。
そこで見かけた3輪タクシー、トゥクトゥク後席のVIP座席カバーに涙する。
私も随分長く生きてきましたが、ここまで貧乏臭いVIPシートは初めて見ました。
まあ本人がVIP(超重要人物)だと主張するなら、主観的にはVIPなんでしょうかね。
途中で見かけた祠。
これは仏教式という感じです。
ちなみにこれらは個人が管理してるみたいなんですが、電飾付きのものが多く、
わざわざ電気を引いて設置となると結構な建設費と維持費がかかってる感じ。
いくつかには既にLEDが導入されて、電気代節約の動きもあるようですが…。
しばらく歩いてると、なんだか不思議な空間を発見。
広い屋根の下の空間ですが、よくある食品市場ではなく
飲食店系の屋台がズラリと並んでいる、屋台村のような場所。
こりゃいいや、と思ったんですが、
まだ8時前なのに、半分近い店が閉店済みでした。
あれま。
さらに写真付きメニューどころか、料理の値札すら出てる店がなく、
残念、ここで食事するのはムリかな、と思ったんですが…
最後に覗いた出口付近のこの店で、
右端に見えてるおばさんに声を掛けられる。
いや、私、タイ語わからないのヨ、と英語で答えると
40バーツ、と英語で答えられる。
あ、英語通じるの?と思ったんですが、おばさんに通じるのは
40バーツとスパイシー、ノット スパイシーの三つのみ(笑)。
が、それでも値段がはっきりしてるだけいいか、とここで買う事に。
で、40バーツ渡すと、ご飯をお皿に盛ってから、
どれがいい、と料理を指差す。
とりあえず野菜のあんかけ料理みたいのを指差すと、
オッケー、あとは?というジェスチャーが返って来る。
指を三本立てて見せてるので、どうやら三つ選べるらしい。
なるほど、いくつかの種類の料理が選べるんだ、と少し迷うと、
オバさん、これはスパイイシー、これはノット スパイシーと
一つ一つ教えてくれる。
とりあえず、辛くなさそうなものを二つ選ぶと、
あっちで食え、とテーブルを指差されたので、そちらに座る。
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