■消える魔犬



エンジン本体はこれ。
この角度では判りませんが、シリンダーヘッドにHINOの文字があったので
トラックかバス用の中古エンジンを流用したものだと思います。
直列6気筒で、左のギアボックスもトラック用のじゃないかなあ。



前方、コクピット(笑)方面を見る。
10年前にはハンドルとギアレバーまでトラックから移植してた
河川用ボートを見かけましたが、この船は運転席が覗けなかったので、
どういった操縦系統なのかは不明です。

コクピット後ろの補強材が左右対称じゃないんですが、
これで強度的に大丈夫なんでしょうか。



そこから乗り場を見ると、ああ、あの犬、ご主人に会えなかったの…
って、あれ、君は別犬ではないか。

となると、さっきのハイテンション犬は無事に家に帰ったのかな、
とこの時は思ったんですがね(笑)。



間もなく出発。
この船もほぼ満席でした。



左手の要塞島には、船着場のようなものも見えます。
今でもこっちから上陸可能なんでしょうか。
この一帯、とにかくタイ語以外の情報がないので、
どういった状態なのかが全くわかりませんが。



船の上から、島の一部が見える。
あれ、要塞時代のレンガ壁じゃないかなあ。

例の七つの砲台より数十年古い世代のものですから、
ちょっと見てみたかったなあ。


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