■五つ渡り終えたら



で、これが海軍工廠の入口。
この辺りにタクシーがいないだろうか、と思ったんですが、全く見当たらず。
すでに歩き始めて20分以上経ってますから、
そろそろ炎天下散歩を切り上げたいのですが…



とりあえずその先で4つ目の川を渡る。
満潮だから、というのもあるのでしょうが、完全に水没してる林と電柱が
なんとも南国の水辺だなあ、と思ったり。



そこでまた怪しげな橋がありましたが、これはどうも個人の家の入口みたい。
そこで見かけた犬二匹は飼い犬らしいのですが、
微妙に人を警戒しており、あまり近づけませんでした。

しかしこうして見るとタイの犬も大型犬ばかりです。
もう一つの野良犬天国、上海も同じような感じでしたから、
日本の柴犬、秋田犬といった小型犬種は世界的に見ても、
珍しいものなんだろうなあ、と今さら思ったり。

アメリカで柴犬を散歩させてたら、
近所の人からそれはキツネか、と聞かれた、
という話を何かで読んだ事もありますしね。



でもって、この大通り、途中にこういった小屋がいくつかありました。
最初はなんだろうと思ったんですが、純粋に休憩所なんでしょうか。

ただし例によってタイらしく、建てた後に管理、補修をしていた形跡が無く、
いくつかはもはや完全に廃屋になっておりました…。



中はこんな感じで、ちょっと休むにはちょうどいい感じ。
せっかくだから、少し休ませてもらいましょう。
すでに炎天下の歩行は約30分、2q近く歩いたはずですから、もう十分、
そろそろタクシーをここで待とう、と思ったんですが、
しばらく休むと、いや、もう少し歩いてみようと考え始める自分に腹が立つ…。


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