■五つの橋を渡って
さて、橋のたもとに戻って来て反対側を見ると、
海軍の高速艇らしきものが停泊してる。
右岸は海軍要塞の用地ですからね。
マストの上にあるのは航海用レーダーアンテナで、
夜間でもこういった細かい水路で活動できる事を
前提とした警備艇か何かでしょう。
それはまあいいのですが、その停泊所の右側、洗濯物といい、
歩いてる人物といい、なんだこの妙なタイ海軍の生活臭は…。
まあ、とりあず二つ目の橋を渡ります。
この先は例の海軍工廠を始め、海軍施設の密集地帯に入るため、
海軍さん相手らしい、いくつかのお店が見えてます。
そこでまたも犬。
この子も首輪をしてますから飼い犬ですが、放し飼い。
というか、そういやタイで鎖で繋がれてる犬って見たこと無いぞ。
ひょっとして基本的に放し飼いなのか?
そこに地元の食堂兼雑貨屋といった感じの店がある。
現在の気温とこれからの展開を考えて、水分補給をしておく必要アリ、
と思われたのでここで飲み物を買うことにする。
外見はちょっとオシャレな南国風にも見えますが、
失礼ながら実態は壁の無い小屋、
つまりクーラー無し前提の簡易構造の小屋、
といったものに近いと思います…。
店の中はこんな感じ。
ちょっと異臭がする店内でしたが、まあタイですし。
ちなみにこの猫も飼い猫でした。
寝てたので頭をなでる事に成功、今回のタイ潜入では始めての
対動物接触成功となりました。
この辺りから、今回の旅における対動物人生大逆転のスタートになるのです(笑)
ちなみにこの子が寝てるのは缶ジュースの冷蔵庫での上で、
そのガラスのフタの上は冷たくて気持ちいいのでしょう。
この熱さじゃ、タイの猫は一生コタツの幸せを知らないまま、
生きて行く事になるのだろうなあ、と思ったり。
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