■さあ突入だ
入口はこんな感じ。
要塞ってのは、マカオでポルトガル製の見ただけなので、
あまりよく知りませんが、それでもやや装飾過剰な気がしなくもなく。
そもそもレンガに漆喰、という構造ではなく、
これもコンクリート製に見えますから、
実際に要塞として使われたとしても、後世に大幅に改修されてる気がします。
もちろん、1893年の段階で、世界最先端のコンクリート要塞が
タイにあった、という可能性も完全には否定できませんが…。
入口を抜けると、こういった通路に出ます。
ここから左右の各砲台の入口に行けるのですが、
中は中で地下通路で砲台に繋がっており、
なんでこんな地上部と地下部の二重構造なのかはわかりません。
ちなみに丸みを帯びた入口が地下通路入口、
四角い入口は弾薬庫か倉庫の入口になってるみたいです。
(ただし全ての入口を確認したわけではない)
ところどころに開いてる四角い穴は、最後の最後に戦う時の銃眼かなあ。
中はこんな感じの地下通路となってます。
基本的には横方向の連絡用で、それほど複雑な構造ではありません。
地下通路側からも弾薬庫、あるいは倉庫に入る事ができます。
これもコンクリート製で、かなりの壁の厚さがありますから、
なんとなく後世の建築のような気がしますけども…。
とりあえず少し内部をウロウロしてみる。
左側に見える円形の構造は例の円形砲台の一部。
ご覧のように砲台の側に来ると、
レンガ造りに漆喰を塗った構造になっており、
この辺りは1893年のままの可能性は高そうです。
例によって断言はできませんけどね(笑)。
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