■見学終了



さて、これにて見学可能な部分は一通り見たはずなので、
撤退に入りましょう。

で、これは銃座から戻る途中、艦橋部を背面から見た状態。
こんなにクーラーの室外機があるのに、なんで使わないんだ、
と思ったんですが、ひょっとして現役時代に使われていたもの?
私は軍艦のクーラー事情には疎いのですが、
どうも家庭や事務所で使ってる室外機に見えますが…。

ついでに、その間にある巨大な空気取入れ口は、
場所からして換気用ではなく、
艦底にあるエンジン、機関用の空気取入れ口でしょうかね。



で、ここで写真を撮っていたら、
通りがかった女性がなぜかピースサインしてゆく(笑)。

フフフ、美しいお姉さん、気持ちはうれしいが、
私は無断であなたの写真を撮っていたのではなく、
クーラーの室外機を撮影していたのだよ…って
なんだかそっちの方が人間的にオカシイ気はするな。



という感じで、入口の横まで戻って着ました。
船に付きものの鐘、時鐘はここにあります。
この3人組の上の台の上に大戦中までは水上機が置かれていたわけです。

係員の皆さん3人組は、待ち合わせの目印にできるのではないか、
というくらいに全く動いてませんでした(笑)。
私もこういった商売をしてみたいと思ったり。

ちなみに真中のお兄さんは衣装からすると売店の売り子のはずなんですが、
一度も店内に入ってるのを見ませんでした…。



最後に例の後部操舵輪の撮影を。
後部マストの下にあるんですが、煙突と艦橋によって
前方視界は全く無い、さらに雨ざらしと過酷な立地でした。

恐らく艦橋の操舵輪が使えなくなったら、
最後の最後はこれで何とかするしかない、といった装備のように思えますが、
それでも艦橋と煙突が爆撃で吹っ飛んでる、という状態でもないと、
前方視界はほとんど無く、かなり操舵は難しそうな印象があります。

操舵輪は艦橋にあった複雑な形状のものと同じようで、
その前に磁気コンパスがあるのも同じ。
ついでに、こちらにもレピーター・コンパスが付いており、
マスターコンパスと連動しているようです。




といった感じで、艦内の見学は終了です。

今回の本編はここまで。


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