■汝は距離を測るのだ
その後部、観察員が立つ場所。
注目は下の腰ベルト(?)で、どんだけ船が揺れようと、
死んでもここから離れるなよ、という装備でしょう。
後ろから見ると、測距儀が一本の筒なのが良くわかります。
その真ん中にあるのが接眼部。
その下にある丸い台座のような辺りに
現在測距儀が向いてる方位を測る盤面があったはずですが、
それらしきものが見当たらず…。
もしかして、これもペンキで塗りつぶされてる?
その接眼部。
なんだか頭の優れない宴会グッズのお面みたいな構造ですな…。
真ん中の窪みは鼻対策のようですが、欧米の測距儀にすらない工夫で、
さらに鼻の低いアジア系の国の軍艦用の装備に必要なんでしょうか…。
とりあえず覗いて見てたのですが真っ暗で何も見えず
このため左右の様々な調整用レバーの細かい用途はよくわからず。
真ん中の覗き窓からの眺め。
ここで目標に向けてから、視界の狭い測距儀を覗いて距離を測ったと思われます。
ちなみにこの防盾部はご覧のように極めて薄く、
あくまで水しぶきや風除けで、防弾効果はほとんどないでしょう。
といった感じで、戦闘指揮所の見学は終了、
後は下に降りるだけ、となります。
当然、ここの階段もかなり急でして、
なれない人間は地上のペンギンのような
ヨタヨタ歩きで降りてゆく事になります。
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