■艦首甲板部へ



何かの部屋のような場所に出ました。
床にも注目で、この滑り止めなのか、単なるオシャレなのか
よくわからない棒状の出っ張りは甲板全体で見られました。

日本の軍艦にも、こういったものがあったんでしょうかね。



外に出ると、艦首部のほうの波除け下の部屋でした。
後部の波除け下の部屋は、弾薬庫疑惑があるものの、
下に降りる階段は無かったので、前後で似たような部屋ながら、
必ずしも同じ構造、というわけではないようです。

ちなみにこの角度から艦橋を見上げると、微妙に漁船ぽいような…。

なぜかここだけ、窓がガラスではなく鉄板の方で塞がれてたのにも注目。
鉄板装着状態は初めて見ましたが、注意して見ないと気が付かないですね。
ついでに例によって巻き取り機、絡車にキチンとワイアが巻かれていて、
ああ、芸が細かいなあ、と思う。

さらについでに、よく見たらここのドアも補強部がX字型なので、
この艦ではこれが普通であり、建造時のまま、という可能性高いかも。



艦首部の一番砲塔を後ろから。
先にも書いたように、各砲塔は甲板から浮き上がっていて、
そこに写真のような円形の足場があるんですが、
なんなのでしょうね、これ。

砲塔部が甲板から浮き上がってるのは珍しくない構造ですが、
いかんせん高すぎで、
さらに周辺にこんな足場があるのは初めて見ました。
砲室構造が無いので、周りの作業員用の作業用足場なのか、
あるいは予備の砲弾を転がして置く場所だったのか。



こちらの砲身にはなにかリボンの飾りが付いてましたが、
単なるオシャレなのか、何か意味があるのか、よくわかりませぬ。

ついでに、ここではラッパのような伝声管がありますが、
ここからどこに繋がっていたんでしょうね。
艦橋や後ろの第二砲塔まで声が届いたとは思えないので、
隣の席との連絡用?




その第一砲塔の雄姿。
45口径となると結構砲身が長く、なかなか迫力はあります。

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