■さらに奥へ



さらに先に進むと、あ、これ艦首横にある錨の巻上げ機、
ケーブルホルダーの機関室ですね。

となると、ほぼ艦首先端部、という事になります。
ただし通常、ケーブルホルダー系の機械室ってもっといろいろあるはずで、
ここまでガランとしてるのは、何か事情があるのか、
それとも機材の一部を持ち出しちゃったのか。

ただし1400t級の小型船ですから、もやい綱巻き上げ用キャプスタン(後述)の
動力機関が無いので、その分、規模は小さいのは当然なのですが
それにしてもガランとし過ぎな感じがします。



これが錨を巻き上げるケーブルホルダーの動力部で、
画面中央左手にある、ウスみたいな部分から
上に伸びてる軸を回転させて錨の鎖を巻き上げます。
右側に見えてるのが何らかの機関(エンジン)だと思いますが、
私にはどういったものかよく判りませんでした。

写真左手に見えてるように、
この先の艦首部にも小さな部屋がありますが、
こちらは単なる倉庫のようでした。



さて、これで艦首構造物はほぼ見た事に。
ここからは、もう一つ下の階層と
艦首部甲板に出るルートに分かれるのですが、
とりあえず、先に上を見てしまいましょう。



階段はこれまたバンコク共通、否、万国共通の急角度のもので
手すりを掴まないと怖くて登れませぬ。


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