■帰りはセーヌのほとりから



ちなみに、北東のエレベーター乗り場の前には、金粉塗られて
さらし首にされてるエッフェルさんがいます。

先にもちょっと書きましたが、エッフェル塔は
エッフェルを含めた、複数の設計者の共同設計です。
彼はその設計チームが居た会社の社長だったため、
代表として名が残ってるだけなんですが、
地元フランスでも、エッフェル塔はエッフェル個人の設計、
という印象が強いみたいです。



来た時とは反対側から写真を撮ってみる。
こうしてみると、1889年の建造物としては異常な大きさだなあ、と。



さて、ここからパリの北駅まで戻る必要があります。
来たときと同じルートじゃつまらん、というか、またあの公園を縦断して、
戻るのは正直言って面倒。
よって、ツアーでもらった地図をまたも引っ張り出してルートを探す。

するとこの西側に、まさにエッフェル塔という名の駅があるのを発見、
そこに向かうことにします。



駅に到着。
が、どうもこれメトロ(地下鉄)ではないぞ。

後で調べてみたら、RER(Réseau Express Régional)、
日本語にすると快速線とでもいう名の
地下鉄より郊外まで行ける鉄道路線だそうな。
日本の都市部で言えば、都内や大阪市内のJRみたいな存在らしいです。

ロンドンのように、市内の移動はバスと地下鉄ばかり、
というわけではなく、日本の都市部のように、
地下鉄もあれば、郊外まで行ける通常の鉄道もある、
というのがパリの交通システムなのか。



駅の入り口。
場所柄、観光客が多いのですが、
それ以上に、移民系の皆さん、と思われる、
アラブ方面の若者が多くて、ちょっと驚く。


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