■地震無き国で



近代都市における大地震、という事で1995年の神戸大震災が紹介されてるのでした。
よくよく考えると、すでに16年も前、20歳以下の人は記憶にないだろうなあ、
という位に時間が経ってしまったんですね。

でもって、欧米では、どうも地震といえば日本、という妙なイメージがあるようです。

以前、東京で道を教えたイギリス人は、この間地震があったが、大丈夫か、
と真剣に心配してましたが、その時の地震はせいぜい震度2とかのもの。
地震より怖いのは火災だから、そっちに気をつけるアルヨとだけ応えておきました。

ちなみにこの旅行に行ってたのが、日本時間で2011年3月2日から10日まで。
なので、帰国した翌日に東北大地震に遭遇したわけです。

この展示を見てるときには、まさかそんな事になるとは思いもしませんでしたが…。




で、この展示は、当時のスーパーマーケットを再現にしたもの。
なんで、そんな展示が…というと…



これが地震シミュレータになっていて、
一定時間ごとにゆれが来て棚が崩れる、という設備なのです。

揺れる、といってもせいぜい震度3あるかないか、という感じなんですが、
イギリスの人は結構、これでも怖いようで、子供達は大騒ぎでした。

でもね、地震でホントに怖いのは火災と津波なんだ、というのも
キチンと展示して欲しかったな、と思ったり。



ちなみに、その崩れた棚は、1995年当時の日本のスーパーの再現なので、
妙になつかしい商品とかがあったり。



ただし、この看板はどうでしょうか…


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