さて最初に出るのがこの艦橋。
えらくガランとしてますが、この下層の艦橋は艦隊司令室として使われる部屋です。
HMSベルファストは、艦隊指令機能を持った巡洋艦でした。
具体的にはこの部屋や、司令部のメンバーが生活するための施設、
他の艦に比べて充実した無線設備などを持っていたわけです。
この艦橋も他の同クラスの巡洋艦にはないもので、
艦橋が上下に二つあるのは、ベルファストだけとなってます。
例の北岬沖海戦の巡洋艦3隻の艦隊も恐らくこの船が旗艦を勤めたのではないかと思います。
現状は写真に見えてる提督席（笑）と書かれたイスが置かれてるだけですが、
往時にはテーブルやらイスやら地図入れやらが入り乱れてたんじゃないでしょうか。
でも、艦隊の頭脳であるメンバーを
こんなガラス張りの艦橋に置いといて大丈夫なんでしょうかね。
直撃でなく、至近弾でもあっさり壊滅しかねないと思うんですが…。
せっかくだから、その提督席に座ってみました。
そこからの眺め。
ほとんど主砲しか見えません…。
その横にあった磁気羅針盤。
通常航海中はヒマな提督が余計な事を考えないように（笑）、
ヒマつぶし用につけたんでしょうかね。
右奥に見えるテーブルの上にあるのは見学者用の望遠鏡です。
まだ、とまってましたユリカモメ（多分）。
そんなに居心地よいのか、砲塔の先端部。
こうして見ると、画面中央、艦首の国旗、結構背が高いですね。
ちょっと奥まった位置から見るとこんな感じ。
ユリカモメ、動かんなあ（笑）…
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