■空の下の艦首へ
さて、第二階層の順路は全て回ったので、いよいよ上の上甲板へ。
で、そこに出る階段の前に、ずいぶんと平均年齢の低い集団が。
なにしてるんだろう、と思ったら、どうも階段が急でとまどってたらしい。
私が側に行ったら先に行っていいよ、と皆が一斉に横にどく。
じゃあ、お先にと上ったら、それを見てどうやら上っても安全だぜと納得したらしく、
後から一斉に上がって来ました。
君達、おじさんを安全テストのモルモットにしたね(笑)?
上甲板に出たはずなんですが、あれ、屋内だぞ。
となると、ここは艦橋の中ですね。
おそらくその一番下の階層、01でしょう。
そこにあった無線室。
VHF(超短波)とUHF(極超短波)無線が搭載されてるそうで、
到達距離の短い(遠くまで飛んで行って逆探知され難い)UHFが艦隊内の通信に、
比較的長距離(といっても数10kmだと思うが)までとどくVHFは
艦載機や地上基地との交信に使った、とのこと。
あのラック一つで無線機一台なのか、
それともラックに入ってるのが全部無線機なのかよくわりませんが、
どっちにしろ結構な数でして、ちょっと驚きました。
さて、その横から、再び上甲板に。
さっきは素通りしてしまった前部主砲がここにあります。
が、せっかく来たんだから、艦首最先端まで行ってみましょうか。
ちなみに左手前に見えてる鎖の巻き上げ機の本体が、
先ほどこの下で見てきた部屋の中の機械なわけです。
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