■蒸気の力で動かしタワー
でもって、機関本体。
昨日の科学博物館で、さんざん大型の蒸気機関を見たので、
もはや免疫ができており、かなり大型のものでも驚かず(笑)。
水圧で橋の上げ下げをしていた、との事なんで、ポンプとして使われてたのかな。
とはいえ、結構な奥行きがあって、ちょっとビックリはしたのでした。
そこに展示されていた、さまざまな工具類。
ちょとカッコいいな。
やたら細い通路を行くと、橋の歴史を解説する写真展示のコーナーが。
最後に、橋の開閉の模様を上映するコーナーもありました。
でもって、ここにもお客さん、あまり居ませんでした…。
おそらく漱石が見た景色だろうなあ、という時代の写真も多数。
ちなみに東郷閣下はこの橋の着工以前に日本に帰ってしまってます。
余談ながら、彼の帰国は例の軍艦 扶桑の建造を見守る、という任務が加わったため
延期されたといわれており、もし予定通り1875年前後に帰国してたら、
西南戦争に間に合ってしまう事になります。
となると、西郷にかわいがられていた東郷はほぼ間違いなく
西郷のいる薩軍に参加したはずで、こうなると恐らく生きてなかったでしょう。
ホントに運のいい人なんですよ、この東郷閣下。
でもそうなると、熊本近郊で政府軍側に居た
あの乃木
希典と対決していた可能性もあるわけで、
乃木VS東郷という、ウルトラマン VS ゴジラ、X-MEN VS
スーパーサイヤ人みたいな
夢の対決が実現していたかもしれませんね(笑)。
もっとも、両者、前線指揮官としてはちょっとアレな人ですから、
誰の記憶にも残らない凡戦で終わった可能性が高いですけども…
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