■階段を下りタワー



階段の降り口。
なんともビクトリア朝のイギリス、という感じの雰囲気です。



しばらくは塔の石壁の中を降りてゆくので、全く外光は入らないのに、
なぜか壁にはガラス窓が続きます。



途中から外の光が入ってくるのですが、この段階では壁も窓ガラスも既になし。
よくわからん構造だ…。

ちなみに向こうに人影が見えますが、幽霊ではなく、2本のラインで階段があり、
どちらからでも降りれるようになってるため。
現役時代は、昇り下り専用で分かれてたんじゃないかと思われます。



途中からはエレベータで降りるのですが、そこにあった往時の橋の解剖図解。
ちょっと見づらいですが、左側の塔の右端にエレベータがあり、その横に階段が見えてます。
これで上に上がって、歩道橋を渡る、という仕組みになってたわけで、
確かにこりゃ面倒だ、という感じですね。

毎日ここを歩いて往復する、となったら、ちょっとシンドイでしょう。




と言う感じに1910年以前のルートでこっち側、
南塔まで渡ってきた事になります。

そこから上を見上げると、あの高さを渡ったんだなあ、と。
ちなみに、下の撥ね上げ部分を上に上げると、
ほぼあの歩道の真下まで届いてしまいますから、やはり大したもんだ、という橋なのです。


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