■コンピュータへの道



1970年代電子計算機。

小型化がセールスポイントになるにあたり、キーボードがテンキー入力に変更されてます。
ここからさらにポケット型電卓に進化して、最後はケータイ電話の
機能に取り込まれるまでに進化するわけです。



でもって、これがその小型化の歴史展示。

一番上が1972年製の小型電子計算機で、その下は
小型樽型計算機、計算尺などさまざまなものが。

昔から、小型化、携帯できるという事は、大きなテーマだったんだなあ、
という感じでしょうか。



で、ここら辺りから、この博物館が言うところのコンピュータへの進化となります。

上のは世界で初めて、自分でプログラムを組んで使えたHP社の電卓、HP65。
1974年に発売となってます。
本体と分解モデルの間に見えてる黒くて細長い板がメモリーカードだとか。
ついでにHP65は、1975年のアポロ・ソユーズドッキング計画の時、
アメリカ側の宇宙飛行士が、軌道計算用に持っていって使ったそうな。
今なら、スマートフォンでなんとかなるか、と思ったけども、
電池が持たないような気もしますね(笑)…

下のはロックウェル社の900シリーズで、
これもプログラム可能な電子計算機でした。
1970年代半ばから920、930、940、960といったタイプが出たようです。
右側に小さく見えてるのがメモリーカードで、
写真の製品は恐らく920だと思われますが、詳細は不明。



最後に、計算機の歴史を示すパネル展示が。
…なんだか、目つきが悪い関係者ばかりのような気がするのは、
私だけでしょうか。

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